
冬に燃費が落ちるのはなぜ?無理なくできる対策
冬になると「同じ距離を走っているのに、給油の回数が増えた気がする」という声をよく聞きます。寒さの厳しい時期は、車を暖めるための燃料や冬ならではの走行条件が重なり、燃費が落ちやすくなります。仕組みを知って、無理のない範囲で対策してみましょう。
暖まるまでに燃料を多く使う
冷えたエンジンは、安定して動く温度になるまで通常より多めの燃料を使います。特に近距離の運転を繰り返すと、十分に暖まる前に目的地へ着くため、燃費が伸びにくくなります。
暖房そのものはエンジンの熱を利用しますが、フロントガラスの曇り取りでエアコンが作動したり、ヒーターやライトを多く使ったりすると、発電のための負担が増えることもあります。
冬道ならではの抵抗も増える
- スタッドレスタイヤは路面をつかむため、夏タイヤより転がり抵抗が大きくなりやすい
- 気温が下がるとタイヤの空気圧も低くなりやすい
- 雪やシャーベット状の路面では走行抵抗が増える
- 車に積もった雪や常備する冬用品で重量が増える
安全のために必要な装備や運転を減らす必要はありません。燃費の数字だけを追わず、まずは冬道で安全に走れる状態を優先しましょう。
今日からできる小さな工夫
- 長時間の暖機運転は避け、視界と安全を確保してから穏やかに走り出す
- 急発進・急加速を控え、車間距離を広めに取る
- 給油の際などに空気圧を定期的に確認する
- 屋根やボンネットの雪を落としてから出発する
複数の用事をまとめて短距離走行の回数を減らすことも、燃料の使い方を整える一案です。道路状況に合わせ、できることから取り入れてください。
タイヤの空気圧やエンジンオイルの状態は、燃費だけでなく安全走行にも関わります。給油のついでに気になることがあれば、スタッフへお気軽にお声がけください。
冬の燃費低下は、車の故障とは限りません。普段と比べて急に悪化した、異音や警告灯も出ているという場合は、早めに点検をご相談ください。
